午前中、K邸の現場定例。もう外周りはほぼ出来上がっている状況。
アイボリーに吹き付けられた外壁と、屋根、破風、雨樋、サッシなどはダークブラウンで統一されている。
外周りの色決めについては、色はやはり個人の好みが出るところなので、
ある程度こちらから提示しながら進めるものの、最後は施主自身のOKをもらう事になる。
色決めの流れとしては、まずは全体の色調をどうするか。
彩度を高めにする事は少ないが、色を付けるかどうか。落ち着いた雰囲気が好みであれば薄く色を入れ、
カッコいい系にする時は白からグレー、黒という無彩色を選択する。
黒や濃いグレー、ブラウンなど濃いめの色にすると、人目をひく住まいになると思う。
パーツ毎で見れば、屋根や破風、樋、サッシは選択出来る色が限定されているので、
それぞれシルバー、ブラウン、グレー、ブラックあたりから選ぶ事になる。
外壁の色が濃いめの色の場合は、屋根やサッシなどはシルバーなどの明るめの色にして、
全体があまり濃すぎないようにしたい。
外壁が明るめの色の場合、屋根やサッシもシルバーなどに統一したり、
逆に屋根やサッシを濃いブラウンなどに統一したり、
サッシはブラックやブラウンなどにして、屋根や雨樋をシルバーなどにしたりと、
色々考えられるので悩ましいところ。
K邸は濃いブラウンで統一してあるので、落ち着いた色に仕上がった。