GW中に引き渡し予定のK邸の現場定例も今日が最終回。
壁の塗装の手直し等も終わり、後は引き渡しを待つだけとなっているので、
現場をぐるっと見て回ると、先週は付いていなかった洗面の水栓も付いている。
洗面器はTOTOのSK106。
病院流しとか実験流しとか呼ばれているモノで、幅が75センチ、奥行き45センチ、深さ20センチの大きな洗面器。
洗面器と言うより、流し。
深さがあるので水ハネも少なく、ちょっとした洗い物も出来るくらい大きい。
ただ通常の洗面ボールより機能がシンプルで、水栓も洗面ボールの上に載せるスペースが確保されていないので、
濡れた手で水栓を操作する際に、水栓の下に水が落ちる事になり、それを回避するためには、
壁出しの水栓にするか、カウンターにタイルを貼って濡れても良いようにするか、どちらか。
K邸はどちらも採用している。
今時はなかなか壁出しの水栓なんて販売されていないので探すのも大変だが、
なんとか施主が気に入ってくれそうな水栓を見つける事が出来た。品番は忘れたが、メーカーはカクダイ。
住まい全体のデザインは少し施主の好みよりシンプル寄りになっていたはずなので、
こういう小物を少しずつ可愛らしい雰囲気のモノをチョイスしている。