午後からの打合せに中丸町の現場に行くと、既に現場では足場が撤去されている。
これから外周りの柱、梁、板貼り部分の木部を濃い目の茶色に塗装して、
垂直に見えてくる壁をアイボリーと濃茶で統一し、
屋根や軒天をシルバーと白にして、横に伸びる構成要素を重く見えないようにする事で、
水平ラインを伸びやかに、さらに一層強調して見せる意図。
そうする事で、シルバーの屋根が背景の緑と同化もせず、
住まいのシルエットが際だって見えるはず・・・。
水平ラインを強調する手法は平屋の建築の常套手段だが、
ここまで伸びやかな屋根も住宅ではそうそう無いだろうし、
あーだこーだと講釈聞かされなくても、誰が見ても綺麗なプロポーションだと感じてもらえる住まいになると思う。
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