毎週火曜日が現場定例となっている美原N邸。
今週は火曜日がお盆中だったので、金曜日に変更して今日行った。
現場に行くと養生ボードが積んであるので、もしかしてと思って2階へ上がると、
やはり・・・棟梁が黙々とフローリングを貼っている。
2階のフロア材はパイン。
打合せ事項に1階の床材の件があったので、足元を見ると、
1階のフロア材が無造作に置かれている。
厚さは1寸(=30mm)で、本実加工ではなく相ジャクリ。
1階は土足で使うダイニングとリビングで、床仕上げはモルタルの土間ではなく、杉の厚板を貼る。
相ジャクリにしたのは床下を配管が通るためで、
本実よりこっちの方がメンテしやすいと、監督さんからの提案。
この杉板のざっくりとした風合いは、他のフローリングにはないテイストで、
ヘタなお上品なフローリングには無い魅力があり、
特に裸足で歩いた時の足触りがとても良いので、ヘビーローテーションにしたいところだが、
なにしろ、厚い分収縮も激しいので、好き嫌い分かれる材料。
定例中に雨もだいぶ降ってきたので2階にあがり、
屋根の穴から雨がどれくらいの勢いで落ちてくるか、実際に見てみる。
意外とたいして降らない感じだったので、
下階に降りてくる雨水排水の縦樋は、
これから色々と考えてみて一番スッキリと見える納まりに変更したい。