双葉台M邸-基礎工事2

昨日は天気が悪かったので、今日から配筋。

基礎屋さんが手際よく作業している。

 

20090612a.JPG 

瑕疵担保の施工基準だと配筋のピッチは250mm以内。

ハウスメーカーの多くは建物がメーターモデュール(1000mm)なので、

250mmとか200mmに対応しやすいが、

尺モデュール(909mm)の場合は必ず端部に半端な寸法が出てくる。

 

この端部の半端が設計者としては許せない・・・。なんのためのモデュールなのか。

全然モデュールと言えない。

だったら909mmを4分割したらいいじゃんと、

ボクは基礎屋さんに909/4分割でいつもお願いしている。

 

一見この方が半端な寸法という感じがするが、

基礎屋さんにすればバカ棒作ったら寸法は簡単に取れるので、

それよりも、基礎の立ち上がりとグリッドが綺麗に整合している方が統合感があって良い。

だいたいいつも「こんな寸法初めてです(笑)」と基礎屋さんに言われるが、

仕事が終わる頃は「結構やりやすいね」と評価される。

 

些細なこだわりだが、グリッドやモデュールを設計に使う以上、

末端までその考え方で統合することが大事だと思う。

20090612b.JPG

 

よく見ると、鉄筋の下に地鎮祭の「御鎮物」があった。

 

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About Me

宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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