台風にもかかわらず、午前中は現場で施主打合せ。
現場では塗装屋さんが内部木部の塗装中。
建具枠のヒノキ、家具の天板やカウンター・笠木などのタモ、
建具のシナ、現しの梁の杉など、塗装する前はそれほど色味の違いは目立たないが、
塗装をすると木に元気が出るかのように、それぞれの自前の色を現してくれる。
この変わり様が木の住まいの楽しいところ。
ただし、だからと言って調子に乗って木を使いすぎて、
モクモクしすぎると・・・、古くさ~い木の家になるので、
あくまでも全体のバランスを考えながら、
あくまでもデザインはモダンに。
大切なのは全体が統合されているかどうか。
最後のお楽しみは、床のナラ材の塗装。
塗装前のナラももちろん綺麗だが、塗装すると一段と艶っぽくなる。
この艶っぽい状態を保つためには・・・木もお手入れが大切。