予定では昨日だったが、雨で流れた外構のコンクリート部分の型枠外し。
ただの型枠なら騒ぐほどではないのだが、
今回、外構のアプローチに立てた門柱は杉板の型枠を使っている。通常の型枠は、
パネコートと呼ばれる表面がオレンジ色にコーティングしてあるコンパネを使用するが、
そこをあえて杉板を使い、コンクリートに木目の表情を出している。
そして、なおかつ、杉板の実加工の面取りを少し大きめにして、出目地になるように。
さてそれがうまく施工出来るかどうか・・・。
出来映えとしては・・・80点くらいか。
下5分の4くらいは出目地も木目も良い感じに出来ているが、
上の3枚分が目地が取れてしまっている。
やはり下の方はコンクリートの自重で目地にコンクリートがしっかりまわるが、
上は自重がかからない分、目地が出ない。
一体、あの美術館の出目地はどうやって施工したんだろう・・・。
監督さんには「失敗したらやり直しね」と伝えておいたが(笑)、
とりあえず、やり直しには至らず、なんとか補修で済みそうな出来。