レッカー屋さんに聞くと、今月の大安はかなり建て方が重複して、
いくつか断った仕事もあるくらいだという。
9時から筑西の現場で施主打合せ。来月10日に上棟を迎えるので、外周りの色を決めておくため。
現場では既に基礎も型枠が外され、
静かに建て方を待っている様子。
敷地の東西幅より総2階的なボリュームの住まいだが、筋交いの入れ方を工夫すれば、
基礎に打ち込むホールダウンの金物は少なくする事はいくらでも可能で、
よく勘違いされている事として、ホールダウン金物がたくさん入っていれば強固な構造と考えられがちだが、
実際は・・・筋交いが集中し、力の流れが集中しすぎている構造を、金物で補っているに過ぎない。
筋交いの配置を良く検討すれば、ホールダウン金物は少なく出来て、
結果として基礎に負担が少ない木構造にする事が出来る。
終わってから車を運転しながら、やはりポツポツと建て方の現場を見かける。やはり今日は上棟日和のよう。
ただ、確認検査機関に聞くと、ひと頃よりは確認件数はだいぶ減っているらしく、
おそらくこれから、震災以降の新築・改築ラッシュの反動が来るんじゃないだろうか。
16時より元吉田町のK邸の上棟式。
梅雨とは思えない青空のもとで、迎えられた上棟式となった。
小ぶりな住まいなので、なかなかコスト調整の厳しい設計になったが、
建てたフレームの中に入ると、吹き抜けの効用もあり、かなり広々としており、
ここも、コンパクトでも広がりのある住まいになると思う。
本日はおめでとうございました。
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