先週の土曜日から断熱工事に入っている大宮F邸の現場に14時ごろ立ち寄ってみると・・・、立ち寄ると言っても別に近くに行った訳でも無く、10時に小美玉の現場に行き、その後、水戸の建築センターや東海村役場に行ってから、笠間の事務所に戻る前に、ずいぶんと遠回りをして大宮の現場に(笑)。遠回りしてでも行く理由は気密断熱の工事が始まっているから。
壁断熱に使っているのは、グラスウールの中でもかなり断熱性能の良いアクリアウールα36K。
手で押してもほとんど凹まないくらい密実な断熱材。これを外壁内にしっかり充填させる。
なにしろ密実なので筋交いのあるところは筋交いなりにカットしないと断熱材を入れられない。出来るだけ外壁周りには筋交いでなく面材にしているが、方や耐震等級も3にしているので、何カ所かは筋交いが残ってしまう。
断熱の施工で大事な事は隙間をしっかり無くす事なので、
サッシの周りのわずかな隙間もグラスウースを詰め込んでいる。もちろんこの後、防湿のために上からテープで塞ぐ事になる。
スイッチの周りなどもがっちりテープで塞いでいる。下に見えるテープは、建て方の時に敷設した先張り気密シートと今施工している気密シートの繋ぎ目を塞いでいるテープ。
とにかく隙間無く断熱材と気密シートを施工する事が大事。
(施工:(株)オーヌキ)