家電の置き場所

家の固定電話にかかってくる電話と言えば、最近はこちらがあまり歓迎しないような類いの電話が多く、それくらい携帯電話の使用率が高くなっているが、とは言え、アパート住まいならまだしも、住まいを新築して固定電話を置かないという人は、今まで設計した住宅の施主にはいない。そこで意外に考えないといけないのが固定電話の置き場所。

今時の固定電話の周りにはインターネット関係の機材も一緒に置かれるため意外と雑然としがちで、設計した住宅での固定電話の置き場所と言えば、家事室だったり玄関収納だったり、床下収納だったりと、まともにリビングやダイニングに置くケースの方が少ない(苦笑)。

話変わって1年以上前からボクの家電の調子が悪く、電話を変えてみたり、NTTに回線を調べてもらったりして、ようやく出てきた答えが「子機に飛ばしている電波の周波数が古いタイプで他の電波と干渉しやすい」という事らしく、しょうが無く最新の固定電話を嫁さんが購入してきた。それがこの電話。

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初めて購入するP社の電話。嫁さんが色々調べたらしく、携帯電話が子機として使えるらしい。さっそく説明書読んでセットアップするが、P社のサイトからiphone用のアプリをダウンロードして、あとは極々簡単に接続完了。もちろん住まいの中にwifiは必要。

試しに嫁さんのiphoneから家に電話してみると・・・ボクのiphoneで電話を受けられて通話可能。逆にボクのiphoneから電話をかける時、携帯からかけるか、固定電話からかけるか、選択も可能。いや~、世の中こんな事が出来るようになってたのね・・・(苦笑)。

もしこういうwifi経由で固定電話と携帯電話がつながるのが一般的になると、ますます固定電話の置き場所は、物陰に隠れたところにいく事になるな(笑)。これからの家電の置き場所は、こんな電話機を使う前提で考える事になると思う。

 

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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