壁掛けテレビの金物を隠す方法

月曜の夜から火曜日にかけて所用で仙台へ行き、その時宿泊したホテルの客室にあった壁掛けテレビの背面にある壁掛け金物の隠し方が非常にスマートだった。

DSCN53891

テレビを壁掛けにする場合、悩ましいのが背面に隠れるはずの金物が見える時。テレビ正面からなら見えない壁掛け金物も少し視点を横に移動すると、けっこう金物が見える事になり、なんとか隠せないものかという思いがずーーっと頭の片隅にあったが、ここは見事に隠してある。近くで見ても、

DSCN53871

金物は見えない。しかも非常に簡単な構造で、

DSCN53741

金物を取り付けている背板を先に壁に取り付けておいて、その背板の上から、

DSCN53801

この3方枠を載せているだけ。最初見た時「どーやって外すんだ?」と思ったが、いとも簡単に外せるようになっている。お見事~。

DSCN53781

テレビの両サイドの長~いボックスにはたぶん配線が納まっているはず。下かた見るとビスで地板が留めてあるのが見える。ホテルの客室なので配線を落とせる位置が限定されているんだろう。

金物が設置されている背板が無くても、代わりにちょっと細工すれば3方枠は設置可能のはずなので、現状既に、壁掛けテレビの金物が見えるアングルが気になる住まいには、この方法でずいぶんテレビ周りの見栄えが良くなると思う。

コメント:

About Me

宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

Recent Posts

カテゴリー