那珂市のN邸は平屋の二世帯住宅なので建築面積が大きく、屋根も当然、その分大きい。
震災以降、特にこの秋から着工しているよその現場を、車を走らせながら眺めていると、
平屋が以前より多くなった気がする。ただ、綺麗な屋根をしている平屋は、
残念ながら見かけない・・・。4~5寸勾配の切り妻屋根を載せているのがほとんど。
N邸は勾配のゆるい片流れと切り妻の組み合わせ。さすがに二世帯住宅の建築面積に、
片流れの屋根ではよほど勾配をゆるくしないと、屋根の高さが上がりすぎる。
屋根が大きく、破風もガルバなので板金屋さんの仕事も多く、
ようやく破風と雨樋が終わったところ。これから縦樋を付けて終了。
ひたちなか市・高場のS邸も平屋。こちらは屋根勾配を少しきつくして、
そのフトコロの大きさを利用して、平屋のスキップフロアにしている。3階建て風の平屋。
S邸は今日からフローリング貼り。
和室との間の敷居や、
玄関の上がり框がついている。フローリングはパイン。
平屋の現場はこの他にも笠間市・小原のO邸や、今月21日に地鎮祭の旭町N邸、
現在設計中の見和M邸と、去年までに比べると、ずいぶん平屋の比率が高くなってきた。
たぶん、これからもこの流れは変わらないだろう。