竣工済みの住まいの植栽がどんな感じかというと・・・、
北葉山S邸は、
アオダモ枝ぶりの良さが黒いガルバに良く映えている。
そして贅沢にもゴヨウツツジがアプローチ側に2本、庭に1本あり、
それぞれ特徴のある姿を見せている。
同じ千波町の千波山H邸は、
板塀を道路から控えて建てたので、
その控えたスペースに色とりどりのお花が植えられている。
わずか30センチ程度の隙間だが、
こういう心のゆとりが街並みを美しくしていくんだと思う。
スペースの都合で塀を道路際に建てざるを得ない場合にも、
クレマチスなどのツル類の塀に絡ませるなど、方法は他にもある。
瓜連H邸の植栽はこれから。
ここは敷地に余裕があるので、ぐんぐん大きくなって大木になる樹を選びたい。
U邸のように庭が小ぶりの時は、樹の種類を増やした方が庭が生きている感じがするし、
小さい庭なら手入れの手間も知れている。
反対に庭が大きい時は大きいなりに、大~~きく芝を貼るとか、
大~~きな樹を植えるとかしないとスペースの広さに緑が負けてしまうと思う。
瓜連H邸は、住まいのデザインもスペースの広さに負けていない伸びやかさがあるので、
庭もそんな雰囲気に統一していきたい。