水曜日は学校の日。 今年から日建学院の1級建築士・学科の講義を夜間だけにしてもらったので、 午後は水戸日建工科専門学校の講義、夜間に日建学院。 学科は1月末から始まっているので、今日で4回目。 そろそろ初めての受験生もボクに慣れてきて、 「どうやって勉強すればいいんですか?」と聞いてくる人も。 まぁ、毎年のことだが。 受験生の多くは、日建学院の分厚いテキストをただひたすら覚える・・・。 それはもう、必死に、書いてあることを、覚える、覚える、覚える。 しかし、書いてあることを覚えてはいるのだが、 その書いてあることから、もう一歩踏み込んで、 自分の頭を使って、自分の言葉で、噛み砕いて理解することが出来ていない・・・。 だから、すこし応用されると全く対応出来ない。 もちろん、膨大な量のテキストと問題集を、 いちいちそこまで踏み込んで理解している時間を確保することは難しい。 みんな仕事しながらの受験だから。 しかし、頭使わない勉強なんてしたって時間の無駄。 やってて楽しくもないし、身に付く知識なんて何も残らない。 日建学院の懐を潤すために受験しているんじゃないんだから、 もっと自分の知識、見識を広げるような勉強をして欲しい。 テキストに書いてあることを、自分の言葉で噛み砕いて理解する。 遠回りするような感じだが、結局、これが1級建築士への、 一番の近道ではないかと思う。