勝田U邸~中間検査~

15時より中間検査。ひたちなか市に住宅を建てる場合、100㎡以上かつ2階建てに該当すると基準法の中間検査が必要になる。現場の方は既に、

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制震ダンパーも取付済み。耐震等級3を確保した上にこの制震ダンパーをつけている。今はこのダンパーもかなりの種類があるが、ボクが採用しているのは日立オートモティブシステムの「減震くん」。

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取付場所の上下に横架材があれば、必ずしも基礎が無くても構わないので、リフォームにもかなり有効だと思う。価格も制震ダンパーの中では非常にリーズナブル。これを付けるだけで地震時の揺れ幅がおよそ半分程度まで軽減されるので、今後も予算の許す限り採用していきたい。

2階では断熱材も施工中。

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今回も36Kの高性能グラスウール。厚さが105mmあり、通常の構造材と同じ寸法のため、今までの現場ではかなり大工さんが苦労していたので、今回は断熱材が入る外壁周りのみ120mmの構造材にしている。

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このわずか15mmの違いが大きな違い。断熱材はかなり施工されていたが、それでもまだ、

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この有様。まるで中学校の体育館倉庫・・・。

サッシの枠も半分以上は現場に搬入され、取付も始まっている。

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今回採用したサッシはリクシル最新の樹脂サッシ・エルスターX。もちろんトリプルガラス。あまりの重さに「枠の下がり・ねじれ防止のため補強材を必ずつけてください」と書かれている。実際、1枚のサッシを搬入するのに4人がかりでないと無理らしい。

U邸には薪ストーブを設置することになっているが・・・、無用の長物化間違いなしの断熱性能を確保している。

(施工:(株)名匠建設)

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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