札幌T邸~第1回現場打合せ

今月13日に杭工事を行い、翌14日から基礎工事に取りかかっている札幌の現場で、昨日は第1回目の現場打合せ。

7日に低炭素住宅の認定、10日に札幌版次世代省エネ住宅の補助金交付決定が出ているので、打合せに行く前に札幌市役所へ行って書類の受領。どちらの申請も初めての申請だったので、いつも長期優良住宅の認定は取得しているとは言え、かなり手応えのある申請業務だった。どちらも無事完了して安心出来たところだが、工事完了後に気密測定があり、こちらも初めてなので多少ドキドキするが(苦笑)、施工の拓友建設さんにしてみれば、いつも気密1.0以上確保しているので、どうってことないレベルらしい。

現場に行くと既に布基礎のベースコンクリートは打設済み。今は立ち上がりの型枠を設置中。

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当然ながら、基礎も外断熱なので、断熱材を先に貼っている。

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断熱材の厚さは75mm。基礎の立ち上がり幅が150mmなので、いかに厚いかわかると思う。断熱材はスタイロフォームFGという、熱抵抗値のトップクラスの断熱材。かつ、北海道の場合、凍結深度がGL-600mmという基準があるため、

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根入れが・・・最近見慣れない深さ(苦笑)。いつもはベタ基礎なので、基礎下端でGL-130mm。改めて北海道の寒さの基準を感じる。

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設備関係のスリーブも適切に設置されているので、現場での確認は30分程度で終了。

午後は拓友建設さんの事務所で、各専門業者さんたちと打合せ。その前に・・・昼食を取った後、事務所に行く途中、拓友さん施工の住宅を二つ見せてもらう。どちらでも感じたのは、北海道は外壁をガルバにする比率がこちらより多く、そのために外壁にガルバを・・・既製品のガルバではなく、

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単板のガルバを貼る事に板金業者さんが慣れているのだろう、ガルバの外壁の納まりが非常に綺麗にスッキリ納まっている。外壁にタテハゼのガルバを貼っている住宅も結構見かけるが、それぞれそれなりにスッキリしている。

13時半からサッシ、14時から給排水と電気、15時からプレカットと各々打合せを行い、17時に予定通り終了。次から次へと怒濤の質疑対応に・・・さすがに疲れたか(苦笑)。

工事の方は来月4日か5日あたりから現場に大工さんも入るので、次回は8月の18日か25日に札幌に行く予定。

(施工:拓友建設(株))

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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