札幌T邸~完了検査~

11月11日(水)、札幌T邸の完了検査の受検のため、5回目の現場定例に札幌へ出張。本体、外構とも、既に完成し、あとは多少の手直しを残すのみ。

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雨は上がっていたがどんよりとした曇り空で、最高気温は8℃。

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雪溜めスペース。片流れ屋根から落ちてきた全ての雪はここにストックされた後、となりの河川敷に・・・(苦笑)。理想としては土間の下に融雪パイプを設置して手間を掛けずに融雪する事だが、ランニングコストの高さを理由に使われなくなってしまう事が多いらしく、人力で除雪する事になった。

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27日には薪ストーブも設置される。

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こちらがアプローチ側。北海道で生活していくのにビルトインガレージは必須。

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厳しい北国に建つ木造住宅の外壁仕上げとしては、タイルとガルバがベストチョイスだと思う。

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玄関ドアも地元札幌の木製ドア会社さんのもの。半端無く断熱性能の良いスグレモノの木製玄関ドア。面材はタモでドアの厚さ60mm!当然重いのでレバーハンドルなんてちゃっちー取っ手ではなくステンレスのフラットバーを加工したもの。ドア錠がなんとローラーキャッチだけで、それでもぴたーっと閉まって気密を確保するという、素晴らしい木製ドア。是非とも今後、茨城でも使っていきたい。

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タモ乱尺のフローリング。これもこちらではほとんど流通していない床材。色味はナラより少し濃いめで、足触りはナラより少し柔らかめ。出来ることならこの床材もこっちで使いたいものだが、さすがにこれは難しいだろうな。

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子ども室上部のロフトに設けられた、吹抜に面する内窓。

次回11月28日(土)14時から、いよいよT邸も引き渡し。

(施工:拓友建設(株))

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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