根太も敷き終わり、フローリングの捨て貼りが始まっている。
ここの現場に行くたびに、年配の大工さんから図面の内容について細かく確認される。
若い大工さんに比べると、年配の大工さんはあまり図面を見るのが
得意でない人が多いという印象があるが、
ここの現場の大工さんは本当によく図面を見てくれている。
設計にはそれぞれ意図しているところがあり、それらをしっかり伝えるのが現場監理で、
現場が設計の内容を確認するという事は、設計の意図を聞いてくれるという事。
現場は毎日刻々と動いていっているので、大事な事は、
現場と監理者のコミュニケーションであり、
それが現場と監理者の信頼関係に繋がっていくと考えている。
住宅であれ何であれ、建築は関係者全員で創っていくものだと思う。