笠間O邸~造成工事着工~

本日より笠間市・笠間に建築するO邸は、建築本体工事に先立ち、造成工事に着手した。今回は前面道路よりも建築予定地の地盤高さが低くなっているため、平均で50センチほどの盛土と、その盛土を留める擁壁ブロックの工事となる。

まずは工事車両の進入路作り。

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段差部分を土を入れて、道路との境界に傷を付けないように、その上に鉄板を敷く。次は敷地の境界点の確認と造成地盤高さとブロック天端の高さの確認。

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高さの基準点は工事中に動かないところにする必要があるので、今回は道路にある下水道の蓋の中心を基準にする。ここを±0として、現況地盤や造成地盤の高さを測る。

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敷地に境界杭は入っていても、造成工事の際は1mm単位で測量して、隣地側に土留めのブロックが越境しないように多少のクリアランスを確保した上で土留めの位置を決定する。境界点を確認した後、高低測量も行って地盤とブロックの高さも決まったので、ボクは一旦事務所に戻って、遣り方が出来てから再び現場へ。

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ブロックの位置と高さがわかるように、

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建築本体工事もそうだが、何事も初めの基準線をどこに持ってくるかは、非常に慎重に行う。

(造成工事:(有)石井建設)

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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