先月、2社に請負工事の見積を依頼した結果、株式会社オーヌキさんに決定した田彦O邸。
昨日19時より、東海村にあるオーヌキさんの事務所で請負契約を行った。
震災前の2月下旬に初めて相談を受け、震災を挟んで土地の交渉~購入、
その後設計監理契約をし、順調に設計も進み、長期優良住宅の申請も済み、
建築工事に関しても、結果的には予定通りの金額に納まった。
全てにおいて予定通り。こういう時は不思議と地盤調査もOKの結果が出てくる。
ひたちなか市で人気エリアの田彦に分譲住宅地を購入して、
住宅本体はもちろん、設計監理料、外構工事、カーテンや家具、エアコンの予算、
銀行の保証料、火災保険等々、これら全て含めて総予算は・・・、
長期優良住宅の補助金を除くと3,000万円以内。
田彦O邸は、設計事務所が持つ「施主の代理人」機能をフル活用し、
土地代と建築工事費、そしてこれから購入するカーテンや家具なども含めると、
たぶん、ボクの設計監理料をはるかに上回るコストメリットを享受したことになる。
もちろん土地の価格交渉や工務店選定、請負工事の値交渉まで、
一切合切、ボクが引き受けた結果。
そして自分で出来る事は出来るだけ自分でするという、施主の姿勢も見事。
通常、設計事務所に自分の住まいの設計監理を依頼する場合、
その設計監理料の額面上の高さに二の足を踏み、
結局は、工務店に依頼してしまう人は多いだろうし、
そもそもスタートからハウスメーカーしか頭にない人がほとんどだと思うが、
その結果は・・・、ボクが言及する事ではないか・・・。
今月28日には地鎮祭、10月1日には上棟式(恒例の餅まき(笑))となり、
年内には粗方建築の方は目処が立ちます。
これから何かと現場に来て頂いたり、平原の工場へ行く事もあると思いますが、
せっかくの住まいづくりなので、ご家族みんな一緒に、
思い出に残る住まいづくりが出来ればと思います。
兎にも角にも請負契約が済み、おめでとうございます。