本日夕方5時より照明チェック。
設計から始まって現場が進み、紙に書いた一本一本の線が少しずつ形に現れてきて・・・、
最後に内部の養生シートを剥がしてクリーニングを済ませ、照明に電気が入った時の真新しい住まいの表情には、
設計者としての達成感なんて感じる事は少なく、例えコストと言う最大の制約条件があるとは言え、
ここはこれで良かったのか?もっと出来たんじゃないか?と自問自答に終始する。
もちろん自信を持って引き渡せるレベルの住まいにはなっているが。
それでもしばらくすると、内部を歩きながら、この住まいで家族みんなが暮らす絵を想像し、
快適で過ごしやすい生活をしてもらえればと願う事になる。
住まいの設備と言えば、キッチン、浴室、エアコン等々色々あるが、
一番大事な設備は、ボクは照明器具だと思う。照明器具だけで住まいの雰囲気が随分変わるので。
だからと言って、高価な照明器具を使う事は無く、照明効果を考えるのが設計者の役割になる。