シンプルな平屋の住まいの笠間市・小原に建つO邸の現場は、
造作の家具も作り始められている。
どこの家具を作るかは、現場によって変わってくるが、
代表的な家具としてはテレビ台、玄関収納、机に使用するカウンターなど。
クローゼットなどの収納の棚などは言うまでもなく。
O邸の現場でも、
テレビ台。テレビ台は通常巾1800mm程度が多い。
その場合は前面に扉を付けてテレビ台内部を見えなくする。今回は巾が広いオープンタイプ。
玄関収納。土間に重なる部分の底板を無くし、傘がかけられるようにしてある。
玄関収納は必ず扉付き。
書斎のカウンター。机のスペースは奥行きを600mm以上確保し、
左端のカウンター上部には本棚が付く。
他にはキッチンのカウンターやサニタリールームの洗面カウンター・鏡の付いた収納などを、
建築工事に含めて設計する事が多い。
家具を建築工事に含めれば、当然その分工事費はアップしていくが、
その分は家具を買うお金が減るので、トータルで考えて差し引きゼロになれば良く、
家具をバラバラに買って色や素材が合わないより良いし、
建材メーカーの家具で一揃えしても値段の高い割に安っぽい質感の家具になるので、
インテリアも全てトータルで考えて、設計していく事になる。