田彦O邸-建具のまわりの様子

田彦O邸はボクの事務所としては初めての省令準耐火構造のため、

今までの工事とは多少工事の手順が違っており、天井を貼る前に壁の下地が貼られてきた。

そのため、既に建具の枠が進んでいる。

20111104to3

建具の枠もシンプルに。左右の縦の枠の見付寸法を、壁の入り隅部も含めて揃えないといけない。

 

外周りの枠も、

20111104to1

四角いボリュームにただの四角い窓を付けると、どこぞのなんとかホーム的なデザインになってしまうし、

内部の機能的にも水平方向の視界が欲しいところだったので、横長の窓を連窓にして、

ガルバの外壁の縦ラインが多く出てくる中で、よりすっきり強調するためガルバで枠をつくっている。

左上の落書きは監督さんから板金屋さんへの指示事項。

 

ここは落書きの多い現場で、

20111104to2

上をよく見ると「←水道屋さんへ じゃまだったらハズシテ」と電気屋さんからのメッセージ。

建築の現場の職人さんたちは、それぞれ専門職なので自分の分担するところを責任持って工事を行うが、

良い職人さんはさらに、建築工事はチームプレーだという事を理解している。

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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