下大賀N邸-屋根工事1

梅雨時なので屋根のルーフィングまで早めに終わればいいなーと考えながら現場に行くと、

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ルーフィングまで終わっている。破風板も付いて一気に屋根の表情が現れてきた。

 

40坪オーバーの平屋の住まいは、さすがに威風堂々とした佇まいで、

角度を変えると見え方もずいぶん変化するのが面白い。

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平屋の外観は屋根で決まると言っても言い過ぎでないくらい、

屋根のプロポーションは重要なので、

こうしてみると、なにか・・・いつも同じ片流れに見えるが(苦笑)、

実はその都度住まいごとに、軒高を調整したり、屋根勾配を変えたり、

軒の出の寸法、破風板の見付け寸法、屋根と壁面ボリュームとの関係等々・・・、

微妙な寸法調整を繰り返して、寸法を決定している。

 

では、どういう要領で屋根を決めているかと言うと・・・、

全て感覚的なもので、こればかりは論理的に説明出来ない。

いくら合理的で使い易いプランになっていても、最後はやはり・・・カッコ良く。

 

いくら長期優良住宅の申請をして、長持ちする住まいの仕様になっていても、

結局、自分の住まいに対する愛着が長持ちするかどうかが、

住まいの寿命を決めているんだと思う。

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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