施工者の工事の都合により、着工がズレ込んでいた笠間市・旭町に建つN邸の地鎮祭が、
大安吉日の本日11月21日に執り行われた。
着工にあたり粗方整地をしてもらうと、さすがに300坪の土地は広い・・・。
周りも栗畑が残っているので余計に広く感じ、笠間ならではのノンビリとしたロケーション。
これだけ広ければわざわざ2階建てにする必要もなく、最初のプレゼン通り平屋で設計を終えている。
外観のイメージはほぼ最初のパース通り。
ボクが考える、一番綺麗な平屋の屋根は勾配の緩やかな方形(ほうぎょう)屋根。
方形とは屋根の縦横の長さが同じピラミッド型の事で、勾配を2~3寸くらいにすると、
軒のラインが非常に綺麗に見える、はず。N邸は方形ではないが、かなりそれに近い寄せ棟屋根で、
軒の出も4尺(=1,200mm)出して、樋は設けずに軒下に砕石を敷いて雨水を処理している。
ようやくこれから工事に入れるようなので、まずは敷地全体のレベル調整や配管の取り出し工事、
地盤改良工事などを先行して行っていく。