美原N邸-土足エリアの床板貼り

美原N邸の1階は和室を除いて全て土足で使うエリア。

土足と言っても仕上げはモルタルではなく、杉の厚板。今日は朝からその床板を貼っている。

20110906mn1

赤身がすごく綺麗で、土足で使うのが勿体ないくらい。内部に入ると杉の良い香りが漂っている。

土足なので、もちろん塗装はするが色はつけずクリア塗装。赤身がさらに増してくるはず。

 

床板も含めてメンテナンスを可能にするため、本実加工ではなく相ジャクリにしてある。

20110906mn2

このままだと板が反って浮いてくるので、表から丸釘を打って固定。

床下のメンテ時には板ごと外してメンテ可能で、リアル監督さん考案の力作。

 

無垢の床板を土足で使えば、表面はすぐに傷だらけになったり汚れたりするが、

これだけの厚板ならば、削ったりペーパーかけたりしながら、使っていくほどに風合いが出てくるはずで、

たぶん何年後かにこの床板を見れば、どれだけこの住まいが家族から大事にされているか、

誰の目にもすぐわかるはず。

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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