湯崎M邸-玄関~階段

 
20090526b.JPG
玄関を入ると杉板を貼った階段が目に入る。

 
漆喰塗りの真壁や無垢の杉板に馴染むように階段と階段下の収納の図面を描いたつもりだが、
うまく馴染んでいるだろうか?
 
収納扉は外壁の杉板が余っていたので(笑)、その端材を有効利用。
階段のナナメの線と扉の枠の横線が喧嘩しないように、
階段下に杉板横貼りとして扉の存在を出来るだけ消している。
 
こう書くと、いかにも段取りよろしくしっかり考えていたかのように思われるかもしれないが、
実際は現場に入ってから、その場その場で現物見ながら考えて、
大工さんと打合せしながらその場でスケッチを書いて指示している場合が多い。
 
設計している時はどうするか迷っていたところも、
現場見ながらの方が考えやすく、統合されたデザインをしやすい気がしている。
当然、現場の大工さんにはいつも迷惑をかけることになるのだが。
 
 
 

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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