午前中、いつも通り水戸日建工科で環境の講義。後期中間考査が来週に迫っているので、

月曜朝一の講義でも寝ている子も休む子もいない(笑)。

 

午後から馬渡K邸の配筋検査。現場に行くと既に瑕疵保険の検査は終了している。

配筋検査では設計図書の基礎伏図通りに現場が進んでいるか確認する。

馬渡K邸では地盤改良が必要だったため、総合的に考えて布基礎を採用している。

 

基礎伏図は、

mk-kiso

地盤改良の柱状杭の位置と基礎の位置との整合性、基礎の位置、

各基礎の立ち上がりの配筋詳細、開口補強の要否、配管スリーブの位置及びスリーブ補強詳細、

土間のレベル高さ、土台を支える束の位置、上部躯体の筋交いの位置、土台の継ぎ手位置など・・・、

情報量の多い図面だが、図面としては平面的な情報が多いので、比較的解りやすい。

 

現場では、

20111128mk1

上記の項目が図面通りに施工されているかどうか、特に、開口補強やスリーブ補強などを忘れがちなので、

1箇所ずつ確認する。問題無く合格。

 

今は瑕疵保険の検査員が、ハウスメーカーの現場でも第3者の検査として、基礎と躯体の検査をするが、

瑕疵保険の検査員はただ現場を見に来るだけで、

実際に上部構造に合わせて基礎を設計した設計者が、現場に来て配筋検査をするのは、

設計事務所が設計監理をしている場合のみ。

 

通常の住宅の現場には、「施主」と「施工者(請負者)」の2者しか存在しないが、

ボクが「第3者(設計監理者)」として施主に代わって、施主の利益を守る事が、設計事務所の仕事。

 

設計事務所の仕事というと、見た目の派手なデザインや、使い勝手の良いプランなどに目が行きがちだが、

依頼された住宅に関して、施主から見るとボクが「総合案内人」になって、

一切の心配事や疑問、言葉に出て来ない不安などを、ボクが一つ一つ相談に乗り、

一つ一つ解決していくのが、ボクが住宅の設計監理をする本質だと思う。

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