瓜連H邸-上棟式

待ちに待った建て方当日。7月31日に地鎮祭を行ったものの、

その後も諸事情によりなかなか着工が出来なかったが、

本日めでたく無事上棟式を迎えることが出来た。

 

午前中の打合せが終わった後、早速現場へ向かう。

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既に母屋まで終わり、後は垂木のみ。

ちびっこ監督さんもヘルメットを被って現場を巡回中(笑)。

監督さん曰わく、「直角三角形の家だね」と。

 

定刻通り15時半から上棟式。

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施主、両家のお父さん、棟梁、オーヌキの若手二人、そしてボクを入れて7人で、

最上部に設えられた棟札、略式の祭壇の前で、棟梁が祝詞を奏上し、皆で拝礼。

 

御神酒を頂いたあとは、いよいよ本日のメインイベントの餅まき。

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職場や友人の方がたくさん集まって頂けると情報をもらっていたので、

オーヌキさんには餅を急遽増量してもらい、

どんだけまくねんよ・・・と言いたくなる程、餅やお菓子をまく事が出来た。

忙しい中、オーヌキさんにはいつも餅まきまで準備して頂きありがとうございます。

 

終わって空を見上げると、

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綺麗に晴れ渡った空になびく五色の吹き流し。

風が強くなる天気予報が気がかりだったが、かえって元気になびく姿が印象的・・・。

 

上棟式さえも行わないのが一般的になってしまった今時の住まいづくりにおいて、

上棟式や直会(なおらい)、餅まきをするかどうかは、当家の考え方次第。

準備には時間も費用もかかるし、御祝儀だって馬鹿にならない。

 

昔の上棟式は工事中の安全祈願のためと、

当家の甲斐性を示すために行ってきたと思うが、

今の上棟式は当家から工事関係者や今までお世話になった方々への感謝の気持ちや、

これからご迷惑をかけるご近所へのご挨拶という意味が大きいと思うので、

上棟式をするしないよりも、その気持ちを相手に伝える事が大切だと思う。

一生に一度の住まいづくりを、単なるビジネスと割り切ってしまっては、

あまりにも寂しいと思う・・・。

 

本日は誠におめでとうございます。

 

 

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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