大宮F邸~上棟式~

昨日今日は大宮の現場の建て方。平屋と言っても40坪あり、さらには今回初採用の・・・北海道では当たり前に施工されている気密シートの先張り・・・も試行錯誤しながらとなるので、さてどうなるとこやら・・・。

初日の昨日はなんとか予定通り、

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母屋まで進んで終了。午前中、ボクが東海村の地鎮祭で不在だったので、そのため桁まわりの気密シートの張り方がちぐはぐのところがあり、だいぶ張り方を直してもらうことになったが、なんとか予定通り終了。

二日目も午後からの現場になったので、現場に行った時には既に垂木も終わり、野地合板までほぼ終了。今回の構造用合板は県産材を利用している、

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「結」の合板。杉と書かれているのは合板内部に杉が使われています、という意味。全部杉は無理なので。そして屋根まわりも気密シートを先張りしないといけないので、

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なんとかかんとか先張り完了。北海道では屋根断熱ではなく天井断熱が主流なので気密シートの先張りが連続させやすいが、ボクの設計では屋根断熱にしているので、このへんを今後どうするか考えないといけないところ。

この後は明日の天気をオーヌキさんが心配して、躯体をすっぽりブルーシートで囲ってくれ、恒例の五色の吹き流しも取り付けられると、いよいよ餅まきの雰囲気。

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開始30分前を過ぎると、

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ご近所から続々と人が集まり、始まる前には、

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集まった子どもの数の多さにびっくりだが、もっとびっくりだったのは、

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撒くために持ち寄られたお菓子やインスタント食品類の多さ(笑)。あまりに多かったので、笠間市に新築した旭町S邸以来というレッカーつり上げ(笑)。

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今日は午前中に鉄骨のロフト階段を吊り上げたり、撒き物を吊り上げたり、レッカー屋さんもなぜ二日間も自分が呼ばれたのか理解出来たはず(笑)。そしてお祝いのお酒も相当の多さで、

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さすがにこちらは吊り上げずにこのまま。F邸は二世帯住宅ということで、長く地元にお住まいだった親世帯の建て替えという事で、ご近所からお祝いがたくさん届いたのだろう。この後、定刻通り餅まきも行われ、

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みなさん、袋いっぱいに福を分けてもらって終了。この餅まきは、集まった年輩の方たちが口々に昔を懐かしみ、今の状況を少し寂しがっている様子が本当によくわかるイベントで、参加した子どもたちにしてみれば初めて経験のはずなので、彼らの記憶にも残るイベントになったはず。

本日はおめでとうございました。これから益々忙しくなりますがよろしくお願いします。

(施工:(株)オーヌキ)

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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