永井写真事務所さんから吉沢町A邸の竣工写真が届いたので、

抜粋版をアップします。

 

外観1.アプローチサイド。

 

IMG_1279.jpg

タイルの白と塗り壁(ジョリパット・エンシェントブリック)と木のダークブラウンで、

外構も含めて全体を統合している。

A邸は、延床70坪と大きな住まいなのでどうしてもデザイン要素が多く、

下手すると緊張感のないデザインになりがちだが、

伸びやかなプロポーションの住まいになったと思う。

 

外観2.ガーデンサイド。

 

IMG_0133.jpg

アプローチサイドの伸びやかさをガーデンサイドにも出すため、

2階の庇を大きく張り出したり、ゲートのデザインを色とテクスチャーを反転したりと、

とにかく大きいだけの住まいにならないように工夫している。

 

外観3.インナーデッキ。

IMG_1311.jpg

1階には屋根のかかっている大きなウッドデッキがある。

スペースとしてはリビングと連続しており、

まだ小さな子どもたちの遊び場としても使え、

写真では壁に蹴られて見えないが、外水栓も付けている。

天井は杉板貼り。

 

 

外観4.エントランスポーチ。

IMG_1297.jpg

ポーチの天井はデッキと同じ杉板で来訪者を優しく迎え入れてくれる。

二世帯住宅なのでスペースはゆったりめ。

 

内観1.玄関。

吉沢町A邸-竣工写真

 

二世帯住宅だが玄関は共用なのでスペースはかなり大きめ。

大きな住まいには大きな住まいなりの玄関の広さが必要だと思う。

通常、家族は右のドアを入ってシューズクロークからホールへ経由する。

正面のニッチ(壁のくぼみ)の下部にはスリッパ入れ。

吹き抜けの上からはジャスミンの枝が垂れる予定で、

花が咲く時期にはすばらしい香りが迎え入れてくれるはず。

 

内観2.1階リビング。

 

IMG_1316.jpg

家具はすべてタモの突き板を使った造作家具。

上部の開口は廊下を明るくするために取られたfixガラス。

 

内観3.1階ダイニング+キッチン。

 

IMG_1326.jpg

テーブルもタモ集材の造作。

壁の一部をキッチンの色味に合わせてダークブラウンのクロスにしている。

 

内観4.1階和室。

 

IMG_1340.jpg

床柱など使わず、シンプルに和のテイストに仕上げつつ、

床の間には大胆にラメの入った花柄クロスを貼っている。 

1階の大胆なクロス選定は施主のお母さんとの共同作業で、

お母さんは「年取ると派手なの選んじゃうのよね~」と謙遜されるが、

部屋によって色味がまとまっており、

普段の生活で料理やお花など、色彩に慣れているせいか、

色選びのセンスはボクなんかより上。

 

内観5.2階ダイニング。

IMG_1383.jpg

2階はナラのフローリングに蜜蝋塗装。

今までのナラの塗装よりずいぶん白っぽい。

2階の家具もタモの突き板の造作家具だが、色だけ濃い目にしている。

ここは屋根なりに天井を高くしているので、

住宅地の中に建っているとは思えない開放感がある。

 

内観6.2階リビング。

IMG_1394.jpg

リビングの天井が勾配天井になっているのが分かると思う。

勾配天井は左奥の廊下まで連続している。

 

内観7.2階LD+スタディスペース。

IMG_1417.jpg

左が家族共用のデスクスペースで右がリビングのスペース。

テレビ台ももちろん造作で作っている。

 

内観8.フリースペース(将来子ども室×3)。

 

 

IMG_1397.jpg

3色の壁が派手すぎず、可愛いすぎず良い感じ。

引っ越し後の現在は・・・フリーの荷物置き場になっている(苦笑)。

 

二世帯住宅の設計は、単に面積が大きいというだけでも大変だが、

世帯ごとの関係、世帯ごとの住まいに対する異なる考え方を、

ゾーニングや家事動線を考えながらプランに置き換え、構造や設備計画とも整合性を図り、

家具やカーテン・ブラインドまで含めてインテリアデザインを考えつつ、

外観を含めて全体を統合するプランニングが・・・非常に難しい。

しかし、難しいからと言って無難な方向に逃げるのは大嫌いなので、

やるべき事はいつも通り、シンプルでオープン、合理的な動線で使いやすく、

広がりのある空間で光と風が入り、設備に頼りすぎないプランニング。

そして、最終的にはもちろん、何であれカッコ良く。

言葉抜きにして、誰から見ても「あ~いいね~」と思ってもらえる住まいが出来たと思う。

 

 

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here