スキフロ2-造作工事1

スキフロ2は内部の下地が終わり、いよいよ造作工事。

サッシの枠や内部の建具枠、鴨居や敷居、

その他大工さんが造ってくれるカウンターや框など、

建築の仕上がりに影響する大事な仕事になる。

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既にサッシの枠が入っている。枠材は木系にする場合と白系にする場合と使い分けており、

スキフロ2は木系で材種はヒノキ。

木系にするか白系にするかは、全体のテイストと工期、コストによって決定している。

 

窓際上部の天井が凹んでいるところはブラインドボックスで、

サッシがfix+オーニングなので、ブラインドをサッシ枠内に納めると、

オーニングのオペレーターと干渉してしまうため、天井にボックスを付けている。

住宅の窓まわりの遮蔽装置をどうするかを、予め想定出来ていないと、

後で綺麗に納まらないので注意が必要・・・。

 

玄関には先日オーヌキさんの工場でひいたケヤキが登場。

20110113k2.JPG

ケヤキは堅いうえに木目がねじれているので、造作には扱いにくい材だと思うが、

框と土間まわりの巾木が同じケヤキで連続するため、造作はなおさら大変。

しかし、そんなところ程、大工さんの腕の見せ所なので、

出来上がりが楽しみなところ。

 

 

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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