スキフロ2は内部の下地が終わり、いよいよ造作工事。
サッシの枠や内部の建具枠、鴨居や敷居、
その他大工さんが造ってくれるカウンターや框など、
建築の仕上がりに影響する大事な仕事になる。
既にサッシの枠が入っている。枠材は木系にする場合と白系にする場合と使い分けており、
スキフロ2は木系で材種はヒノキ。
木系にするか白系にするかは、全体のテイストと工期、コストによって決定している。
窓際上部の天井が凹んでいるところはブラインドボックスで、
サッシがfix+オーニングなので、ブラインドをサッシ枠内に納めると、
オーニングのオペレーターと干渉してしまうため、天井にボックスを付けている。
住宅の窓まわりの遮蔽装置をどうするかを、予め想定出来ていないと、
後で綺麗に納まらないので注意が必要・・・。
玄関には先日オーヌキさんの工場でひいたケヤキが登場。
ケヤキは堅いうえに木目がねじれているので、造作には扱いにくい材だと思うが、
框と土間まわりの巾木が同じケヤキで連続するため、造作はなおさら大変。
しかし、そんなところ程、大工さんの腕の見せ所なので、
出来上がりが楽しみなところ。