監督さんに「板状なので、大沼より木目が出る材にしたい」と、
以前オーダーしておいたスキフロ2の玄関のカマチを、
東海村・平原の工場で挽いてみたので見てくれと連絡が来たので、
施主と一緒に行ってみると、
かなり厚さのあるケヤキが挽いてあった。仕上がりで75mm取れる厚さ。
材木屋さんからすると、木目が素直過ぎてケヤキとしては大人しいらしいが、
設計屋からするとちょうど良い塩梅。
このカマチと玄関の土間にぐるっと回す巾木の色を揃えるために、
他にも何枚かケヤキがあり、巾木の方は幅が160~170mmくらいなので、
それほど木目も強調されてこないため、どこの材をどこに使うか、
あとの木配りは監督さんと工場にお任せ。
メインの部材のテイストを決めた後は、
その部材に合うようにしてくれるはず。