薪の消費状況

今年使っている薪は、近くの林に放置されていたケヤキとサクラの原木をボクが薪にしたモノ。

やはりケヤキやカシなどの堅木は火持ちが良いらしく、

薪の消費量が昨シーズンより少ない(気がする・・・(笑))。

 

薪の入れ方も昨シーズンはなんとなく薪の使い方をもったいぶっていたところもあり、

深夜、就寝前に薪を入れたり入れなかったり・・・。

入れずに寝ると、その分やはり朝起きたときに寒く、結局朝から火を起こすことになるが、

寝る前に3本ほど薪を入れて給気を絞ってやると、

朝起きたときの室温は約20℃弱。だいたい18℃くらいになっている。

それが朝火を起こせば、それだけで5、6本くらい使うので、

時間も薪も寝る前に入れるより多く使うことになる。

 

それと新築の住宅に共通することだが、冬場に建ったばかりの家は建物自体が冷え込んでおり、

特に基礎のコンクリートは暖まりにくいので、土間の大きいU邸は、

ボクがこうしてPCを使っているワークスペースが特に寒かった・・・(苦笑)。

しかし、現在のワークスペースの温度はほぼ18~20℃で一定しており、

深夜に仕事をしていても1枚羽織れば寒さを感じることは無い。

もちろん、まだ寒さ本番という感じでもないのだが、

やはり薪の火は夜間でも絶やさない方が良いようだ。

 

ちなみに寝る前に薪3本といのは、ファイヤーワークスの宮脇さんの家での使い方。

実際に自分でも寝る前に3本入れて、朝まで火を持たせているとのこと。

この3本というのは、ファイヤーワークスさんから薪を買った事のある人ならわかるが、

ファイヤーワークスさんの薪は相当太いので、通常の太さの薪なら4本くらい必要か・・・。

これで朝起きた時にはやはり室温は20℃を少し下回っているくらいで、

朝は火をあらためて入れず、こういう使い方で1シーズンの薪の消費量は6立米らしい。

6立米=2m×2m×1.5m(高さ)だから薪小屋の大きさもそれほど大きくなくても良い。

 

薪ストーブを使い初めた時はどうしても過剰に温度を上げがちだし、

ストーブに付けた温度計とにらめっこしながら、逐一温度が気になっていたが、

次第に慣れてくると、温度よりも感覚で薪を入れるようになり、

薪の消費も落ち着いてくる感じがする。

 

 

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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