設計が終わって工事が始まると、図面通りに現場が進んでいるか工事監理をする事になるが、
ボクは基本的には毎週決まった曜日の決まった時間に定例的に現場に行く事にしている。
そうしておけば工事関係者も集まりやすく、施工者側の監督さんも工事の段取りを考えやすいので。
現在、火曜日は笠間の現場。朝一で小原に行き、終わって8時半から美原。
小原の現場は屋根の下地、筋交い・金物まで終わり、来週には躯体検査の予定。
まだ天気が心配なのでブルーシートがかかったまま。
リビングになるところから外を見ると、
緑が遠くまで広がっている。住環境としてはこれ以上無い良いところ。
美原の方は外壁の板部の塗装も完了し、来週から吹き付けに入るところ。
今週は、大工さんが次の現場の準備のため不在になるが、
造作もあと、4~5日といったところか。今日は建具屋さんが枠の寸法を採寸に来ていたので、
来週の定例で建具の承認→製作、という流れになる。
どんな設計をしても、最終的には現場がその通りいかなければ意味が無いが、
ただ、実際はいろんなところで納まりを調整しながら現場は進むので、
当初の設計の考え方を常に頭に入れて、その場その場で判断していく事になり、
そうなるとどんなに現場が多くても、最終責任者であるボクが、全現場に対応する事になる。