のんびりとした休みを取るならアアルトが一番だと思うが、
さすがに今どき福島方面、裏磐梯に行くのは無謀な気がするので、
久しぶりに信州へ・・・。
信州でも出来るだけ静かなところへ行きたかったので、
学生の頃から一度泊まってみたかった、野尻湖の畔に建つホテルエルボスコへ行くことにした。
ボクが学生の頃は野尻湖プリンスホテルだったが、いつの間にか名前が変わっている。
野尻湖のある、黒姫山を代表とした北信エリアは、
軽井沢や中央アルプスなどと比べてネームバリューこそ低い感じがするが、
このエリアの雄大さ、おおらかさに惹かれる思いがあり、
しかも北関東自動車道が全線開通した事もあって今回の目的地となった。
水戸から信州北部まで車で3時間で行けるようになったので、
これから信州に行く機会も増えていくかもしれない。
外観正面。
ホテルにありがちな、これ見よがしにデザインしたところは一切無い。
鉄とレンガ積み(タイルでは無く本物のレンガ)の質感には、
木造には無い魅力がある。
ロビーから宿泊棟を見ると、
宿泊室は全て野尻湖に面している。周りに一切他の建築は見えない。
周りの木々は、薪ストーブでよく燃えそうな広葉樹ばかり(笑)。
ロビー下にあるラウンジ。
全面ガラスで森の中でコーヒーを飲んでいるよう・・・。
ここ以外にダイニングスペースがあり、そちらも全面ガラス貼り。
徹底的に森と内部が一体化されている。
宿泊室。50室のうち、半数は既にリニューアルされているが、
今回、あえて竣工当時の部屋に宿泊。
宿泊室内部は全て木質系。細部までシンプルに綺麗にデザインされている事は言うまでもない。
監督さんも満足げ(笑)。
美味しい食事、美味しいお酒(笑)も頂き、
少しの間、ゆっくりと過ごせた久しぶりの信州だった。