ここのところ、スキップフロアの依頼が続いている。
今までのスキップフロアの実績としては、U邸、スキフロ2、S邸の3つで、
この3軒のスキップフロアは、
U邸・・・総2階×総スキップフロア、SE工法
スキフロ2・・・総2階×Lのみスキップフロア(下部床下収納・上部吹抜)、在来工法
S邸・・・平屋×子ども室のみスキップフロア(下部床下収納・上部吹抜・ロフト有り)、在来工法
前提条件として、スキップフロアで耐震等級3を確保する場合は、S邸のように一部だけスキップフロアにしないと、
自前の構造計算では不可能。総スキップフロアになると構造事務所に依頼するか、SEにするかどちらかとなる。
スキップフロアの利点はフロアの連続性が出る事。階で空間が別れずに、空間のつながりが出てくる。
連続した空間は、それだけで楽しい空間になる。
一方、平屋のスキップフロアとなると・・・、基準法上は平屋でも実際は「平屋じゃねーじゃん(笑)」という、
なんとなく、言葉に矛盾・・・が出る感もある。
これから設計を始めるスキップフロア3軒は、基本的に一部をスキップフロアにして、
あくまで在来工法で等級3を目指しているが、なかには、
事務所初の木造3階建て×スキップフロアもあるので、
これからしばらく、木構造との格闘が続く・・・。