昨年に引き続き、今年も新設の住宅着工戸数は80万戸程度になるのか、
今のところ、国土交通省から発表されている「平成22年7月の新設住宅着工戸数」の、
3ページ・資料2(pdfの4枚目)を見ると、新設住宅の持家の戸数は、ほぼ横ばい。
もっとも持家だけ見れば、平成19年から年間30万戸程度で推移しているので、
今後も大きく変動しないと考えられる。
考えようによっては、持家需要はどれだけ景気が悪くても、
一定程度の需要はあると言う事だが、
現在の状況は今後も続くので、今、経営的に苦しければ、
今後も苦しい状況は続くことになる。
なんせ、国は補助金をどんどんばらまき、銀行の住宅ローンの金利にいたっては、
変動金利は来月10月から0.85%・・・・。フラット35Sで1.0%ちょい・・・。
この状況は、いま住宅を建てようと考えている人(建てられる人)にとっては、
最高の状況に見えるが、工務店やハウスメーカーの経営状況には、
相当注意する必要があると思う。