中庭周りの模型作成

ボクの事務所では、初回プレゼン以外で模型を作ることは、あまり無い。基本設計が終わった時点で、初回プレゼン時とプランが相当変更になった場合は、さすがに再度1/100で模型を作るが、あくまでその模型は全体構成を理解して頂くためのモノで、ディテールまで作り込む模型ではない。いくら作り込んでも模型は模型なので、それなら現場に入ってから、実寸で検討する方がわかりやすい。

 

ただし、やはり展開図などだけでは判りにくい時もあって、そういう場合はやはりスタディ模型に頼る事になる。

20130221to1

武田O邸には中庭があるので、中庭の周りの開口部・・・玄関、リビング、和室などの開口部が相互にどんな関係になるか・・・をスタディ模型で検討した。やはり模型を作ると図面では感じられなかった事が、作りながら「この窓もっと低い方が良いな-」「この窓はもっと左に寄せるかー」など色々出てくる。

 

プレゼンの模型はスタッフやバイトに作ってもらうが、こういうスタディ模型は作りながら考える方が効率が良いので、ボクが・・・1時間くらいでつくる事になる(笑)。もちろん出来映えはかなり雑だが(苦笑)、ボクの設計の意図をそのまま模型に出来るので、こういう模型があった方が、スタッフも実施設計図を書きやすくなるかもしれない。

 

{socialbuttons}

コメント:

About Me

宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

Recent Posts

カテゴリー