リフォームの現場

今月から水戸市双葉台でリフォームの現場が始まっている。現在、解体工事中。

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和瓦の入母屋屋根の下に銅板葺きの下屋がある、どこからどう見ても昔ながらの日本的な住まいを、

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震災でもほとんどダメージを受けなかった屋根はそのままとして、外壁と開口部を全面的に改修する事で、断熱性能を向上させて、同時に既存のイメージを変えていこうというプロジェクト。ちなみに暖房はペレットストーブの予定。

先週から始まった解体工事も今はだいぶ進み、

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内部は骨組みと床を残してスカ~~っと解体されたところで、今日は既に外壁周りも解体スタートしている。

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今回は既存の庭も撤去して駐車場を広げるので、そのために植木の伐採伐根も行い、残土も外に出したところ、

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図面とは全く違う位置にガス管が入っていたり、予想もしていなかったところから汚水枡が出てきたりと、リフォームならではのハプニングもあり、やはり中々リフォームの仕事は設計屋にとって取り組み方が難しいところがあって、特に、設計段階でどこまで検討してどこまで確定して見積を出すか、どこからは現場が動き出してから検討するのか、そのあたりの見極めが難しいので、信頼出来る施工体制と協力しながら進めるのが、施主にとっても一番メリットがあるはず。

(施工:黒沢建築)

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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