お宝発見。

今月から設計がスタートした、ひたちなか市に建築するI邸は、既存の住まいの建て替えで敷地も広く庭も大きいので、プレゼン時に現地調査はしているものの、もっと正確な敷地情報が必要と考えて、先週の木曜日に「うちの事務所の庭師」(=ボクの嫁さん(笑))を連れて再現調を行った。

既存の庭はしっかり手入れがされて立派なもの。

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こんな立派な庭のある住まいの設計は初めての経験なので、これだけで緊張してくる・・・(苦笑)。

敷地内にある農機具なども置かれている納屋も大きく立派なもので、

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納屋と言っても、そこらへんの新築住宅よりよっぽどしっかりした造り。建て替える住まいは南の庭と北の納屋に挟まれるところに建つ。

庭の地盤レベルも測り終わると、庭師から「これいいなー、うちにも欲しい」と訳の解らない声が聞こえ(苦笑)、

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見るとこれまた立派な・・・と言うか、これって正式名称は?水瓶?水鉢???しかも銅製。写真だとわかりにくいが正円ではなく小判型しているところがまたイイ感じ。よーく見ると、

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中国製らしき文字が。今時の工業製品とか加工食品に中国製と書かれると何やら怪しげだが(苦笑)、この手の骨董品ちっくな品物はむしろ中国製の方が由緒正しき雰囲気がする(笑)。まさにお宝発見。こういうお宝に限って、持ち主たる当家の人はほとんどこだわりが無いのは面白いところ。

とっさに新居のどこに置く思い巡らせると・・・あるある、ちょうどいいところが。今回のI邸は中庭がある。

パース

中央の中庭に置いても良し、玄関横の前庭に置いても良し。新しくなった住まいの品格さらにがぐっと上がるはず。

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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