昨日は大安の日曜日とあって、あちこちで建て方をしている現場を見かけたが、
それ以外に契約ごとも多かったと思う。
ボクの昨日の午前中は、去年から土地を探して来た家族の土地契約の立会。
途中震災もあったので7月頃から土地探しの再スタート。
いくつか候補地が送られてきたのでボクの方で現調すると、
U邸を施工してもらったサンハウスさんの分譲地ではないか。そうとなれば話しは速く、
今までの時間の経過が嘘のようにとんとん拍子で昨日の契約に至った。
もちろん建築条件付きになるので、設計をボクが行い、施工がサンハウスさんになる。
土地も目処がたったので、平行して住まいの計画にも着手し、
午後からは初回のプレゼンテーション。
設計事務所と設計監理契約をする事は、施工者と建築請負契約をする事とだいぶ様相が異なり、
そこがなかなかイメージしにくいところ。
・建築請負契約:図面に基づき、見積もった工事費で両者合意した引き渡し日までに、
約束通りの住まいをつくる事。請負契約。
・設計監理契約:どんな設計をするかまだわからないが、両者の信頼関係によって、
住まいに関する一切の業務を設計者が代行する事。委託契約。
ただし、そうは言っても何も無い状態で設計監理契約してもらうのも難しいので、
通常は、簡単なプレゼンテーション資料を作成し、それを見てもらい、
自分たちの住まいをボクに任せられるかどうか、判断してもらう事にしている。
プレゼンの資料はケースバイケースだが、配置図、平面図、立面図などの図面の他に、
パース(もちろんプレゼン時はレタッチせずに)と、
模型を作成する事が多い。
その他は工程や設計監理業務の見積書、契約書のサンプルなど。
模型もパースも当日はお持ち帰り頂き、これから先、竣工するまでの、
長い道中のモチベーション維持のネタにしてもらう。
この日のプレゼンは平屋のプレゼン。施主からすると希望はしていたが、
まさか65坪の土地に平屋のプレゼンで来るとは・・・、という雰囲気で、
こちらも来月半ばから設計をスタートする事になった。