20081215.JPG 久々に稲田の西念寺を訪問。 一昨年の夏、太鼓堂を改修・増築する際、 出入りの大工さんを通じて仕事をする機会があったのだが、 今回は直接住職からの電話が来た。 うちの事務所はボクが独立する前からオヤジが20年、 建築の設計をしていたので、数はずいぶん少なくはなったが、 今でもたまにこういう仕事が来ることがある。 久々に見た太鼓堂は午後の柔らかい光が当たってとても綺麗・・・。 2階建ての部分を改修、平屋の寄棟の部分を増築したのだが、 2年建ったくらいでは、漆喰壁の北面に苔も無いし、汚れも全くない。 外壁の汚れというのは、素材に関係なく、 むしろ軒の出の方が重要だという事を再認識させられた。 伝統的な建築からはまだまだ色々と学ぶべきことがあるようだ。 こういう経験は、しっかりこれからの仕事に役立てていきたい。   住職からのお話は、今回、もう一棟、建て替えたいところがあるので、 その図面を描いて欲しいということ。 小規模な建築だが、今まで全く経験の無いものなので面白そう。 住職の要望としては規模は現状維持で、 他には「簡素にして品格のあるものを」と言うことだけ。 これをボクに依頼して頂く事自体は大変光栄な事ではあるが、 「簡素にして品格ある」建築の設計ほど難しい設計はない・・・。