玄関の表情

いつもは金曜日の現場定例を、今週はイレギュラーで本日の午後行った。現場では外壁の吹き付けも終わり、板金屋さんたちが雨樋の取り付け中で、玄関周りもだいぶ表情が出てきたところ。

20140116to001

落ち着いたベージュ系の外壁の中に、玄関周りだけ木を多めに使っている。正面の杉板は二つある玄関を別ける仕切り。奥にもう一つの玄関ドアがある。

 

手前に見える丸柱は設計では無かった柱で後から追加した柱。本来、省令準耐火構造は外部に木現しの柱は設置出来ない事になっているが、昨年の講習会の中で「本体の構造体として荷重が掛かっていない柱は現しでもOK」と見解があったので、構造としては梁の跳ね出しで屋根を支え、さも柱で荷重を受けているかのように見せている。

 

今日は木部の色みも決定して頂いたので、いよいよ外部の足場が外れるのが楽しみになってきた。

 

{socialbuttons}

コメント:

About Me

宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

Recent Posts

カテゴリー