水戸日建工科の講義は、今日が休み前の最後の講義。
ちょうど今、講義で扱っている課題は「熱損失係数」。いわゆるQ値と呼ばれる、
フラット35Sや長期優良住宅の申請にいつも出てくる住宅の仕事にはお馴染みの用語。
住宅から熱がナンボ逃げていくか、数値化する計算を演習させている。
しかし、数値化する事自体、それほど重要な意味があるとはボク自身考えていなくて(苦笑)、
実際に、暖かい住まい、涼しい住まい、と言うのはプランニングの方がはるかに影響する。
ただ、プランニングの話しにしてしまうと勝者は決まってしまうので、
モノの善し悪し、数値の高い低いと、だ~れでもわかるように仕組まれている・・・気がする。
講義が終わって千波山の現場へ。
現場で電気の配線をしているところなので、セキュリティの打合せを行う。
セキュリティを入れる場合は最終退出口付近に、
300角くらいの大きなコントロールパネルが付くので、
あらかじめ設計段階でそのパネルの設置位置を決める必要がある。
その他LANや電源も必要。
現場の方は、
1階は天井の下地が終わっている、と思うと、2階は既に天井や壁のボードを貼っている。
早々に2階は終わりそうな勢い・・・。
こちらは最終段階の北葉山。
和室のクレイペイント塗りが完了。
天井と建具もベージュ系に仕上がっていているので、
アクセントに今まで使ったことのないクロスを襖に使っている。
最後に吉沢町。
今週中に配筋を終わらせて、週明けに配筋検査の予定。
今週は事務所のスタッフが二人とも申請にかかりっきりという感じで、
事務所にいても設計の打合せはそれほどないので、
なんとなく・・・ボクの仕事は現場カメラマン。