新緑のアオダモ

GW中にはほとんど緑の無かったアオダモも、ようやく芽吹いてきたかと思っているうちに、

一気に緑が広がっている。

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既にシロヤシオは花が散り始めているが、

アオダモも、白いふわふわした花が咲くらしいので、これから咲くかどうか・・・。

この花も毎年咲くわけではないらしいが。

 

去年、庭の緑も一通り整ったかなと思っていたのだが、

「うちってツツジもモッコウバラもアオダモも、花がみんな白いのよね」と嫁に言われ、

そう言われると、確かに家の板貼りと調和するように、

なんとなく無意識のうちに白系の花のつく樹を選んできた、かもしれない。

 

それとは別に、この冬感じていた事は、やはり、多少常緑樹も無いと、

あまりにも寂しい・・・。何か良い、背丈の低い常緑は無いか、と。

 

そんなこんなで、今日の夕方、打合せが一段落してから、

久々にいつもの造園屋さんに足を運ぶ・・・。

まずはヤシオの花が見事に咲いた事を報告。

さすがにかなり心配されていたので造園屋さんも嬉しそう。

 

次に、また新たな要望を色々出す。

「常緑も多少欲しくなった」「色味のある樹で良いのはないか」

「ヤシオの西日対策も欲しい」「アオダモの立ち姿を邪魔しない樹」等々。

 

具体的な樹の名前や大きさなどは一切お任せ。

造園の素人のボクが、延々と時間をかけて樹を調べて、勉強したところで、

造園のプロの持っている知識、見識に勝てるはずがないので。

それよりは、信頼できるプロに出会う方が、遥かに結果は良くなる。

信頼出来る人かどうかは、直接会って話して、面構え見れば想像が付く。

 

うちの庭は面積が小さいので、一本一本の樹形も重要だという事など、

ボクが言うまでもなく、プロは考えてくれているし、

購入済みのアオダモやヤシオとの大きさのバランス、相性まで考えてくれる。

 

ボクが考えられる事など、せいぜい樹の配置のバランスくらい。

配置のコツとしては、メリハリをつける事か。

例えば、リビングから見える、「ここは!」と思うところには、

大きさや樹形に拘ったお気に入りの樹を植える。当然、お金もここにかける。

広い面やアプローチ沿いなどにはリズミカルな感じが欲しい。

同じ大きさ、同じ種類の樹を同じ間隔で植えると、

幾何学的な形態の建築との馴染みも良くなる、ような気がする(笑)。

 

色々と候補を教えてもらったので、一旦それを頭に入れて持ち帰り、

さて実際、どれが合いそうか、上の写真を見ながら(笑)、またしばらく悩むことになりそうだ。

 

 

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宇津義和 代表兼設計士

茨城県水戸市宇津建築設計事務所 代表の宇津です。お気軽にご相談ください。

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