朝一で見和の現場定例。現場では内装工事が着々と進行中。
見和M邸は平屋であるが、けして敷地自体広くないので、
平面的な広がりが少ない分天井高さを高くして、空間の広がりを確保している。
内装下地の石膏ボードが貼り上げられてきて、その様子が徐々に見えて来たところ。
木造平屋で天井を高くする場合、注意するのは構造的な固さというか何というか、
申請上は無くても構わない横架材、いわゆる梁や桁などの柱に上に載って横に架かる部材を、
どんな架け方をすればしっかりした構造になるか考える事。木造の基本は横架材をぐるっと回す事。
力のかかり方を設計者がイメージして、そのイメージを立体化するのが建築の構造計画で、
そしてその計画に対して許容応力度計算を自前で行うことで、構造的な安全性を検証している。
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