住宅設計の打合せをする時、必ず言われるのが、
「収納を十分に」「スッキリとモノが見えなくなるように」ということ。
わざわざ見せなくしなきゃいけないモノを、
わざわざ買わなければ良いだけなのだが(苦笑)、
子どもの頃から過剰消費社会の中で生活している我々は、
わかっていてもついつい供給側の戦略・誘惑に負けて、モノを買ってしまい、
そのために溢れるモノを収納するために家を大きくして、
借金も大きくしてしまっている・・・(苦笑)。あきらかに過剰消費癖が我々にはある。
せめて、次の世代にはそのような過剰消費癖を無くして欲しいので、
子ども部屋の収納は、隠す収納は採用したくない。
これだけオープンな収納の場合、ちゃんとお片付けをしないと、
友だちも呼べなくなる(笑)。
当然、お母さんも「部屋を片付けなさい」と言う回数が増える事になるが、
子どもにそう躾ける以上は、自分自身も片付けないといけなくなる(笑)。
でないと子どもから「お母さんも片付けてないじゃない!」と言われるので(笑)。
結果的に、子ども部屋を小さく、収納も必要最小限にすると、
住まい全体が綺麗に片付く事になる(笑)。