会津スタジオのイベント二日目の朝は、一日目に降った雪の多さに驚かされるところから始まった。
宿泊したホテルでの朝食会場が10階だったため、端から見ると綺麗な雪化粧だが、
地元の人にとっては日常生活の負担が大きく増える事になる。
左に見えるのがイベント会場の會津稽古堂という生涯学習センター。
公共施設の前の道路はさすがに広いが、会津若松市内は旧城下町の風情の残る狭い一方通行の道路が多く、
そういう狭い道路に入ると雪かきで集められた雪が非常に多く積み上げられている。
幸い二日目は朝から天気も良かったが、その分、午前中は雪かきに時間をとられ、
イベントへの人の出足は若干遅め。
ただ午後になると来場者は絶え間なく、薪ストーブセミナーにも14、5名の参加があり、
やはり茨城以上に薪ストーブの人気は高い。年配の方で、
「昔は家に薪ストーブがあって暖かかったんだけど、その後、電気に変えてから寒くなって。
だからやっぱりまた薪ストーブを入れてリフォームしたい」という人もいらっしゃるくらい。
今回はセミナーもあるので、展示するパネルもほとんどストーブ有りの住まい。
そして会津も茨城と同じように平屋人気が非常に高い。
福島と茨城は隣の県でも気象条件をはじめとして、住まいを考える条件として異なる事もあれば、
共通する事もあり、色々と勉強になった初アウェーのイベント参加になった。