二日間のASJのイベント参加も終わり、さーて仕事だ、と行きたいところだが、
明日は明日でNCNから招集がかかっているため東京出張・・・。
今月からスタッフも一人増え、仕事は順調に捗っているが、
正直、あと二人くらいスタッフが欲しい感じ(苦笑)。
しかしまぁ、いつまでもこんなに忙しい事もないだろうから、自分で頑張るしかないのだが。
この二日間のイベント参加中、何回か同じ事について説明を求められたので、
おさらいというか、自分の頭の中も整理する意味でまとめておきたい。
聞かれた事は、
「ハウスメーカーに頼む場合と建築家に頼む場合の決定的な違いは何か?」
という事。
ハウスメーカーを工務店や地元ビルダー、または大工さん、と置き換えてもいい。
要するに「施工業者」に頼むのと「設計者=建築家」に頼むのと、この違いは何か、と言うこと。
イベントの時はすらすらっと話す事だが、いざ書くとなるとかなり長くなりそうなので、
今週、何回かに分けてまとめたい。
(というか、さすがに疲れて全部今夜だけでまとめきれないだけ(笑))
キーワードは「契約形態の違い」。
住宅に限らず、何であれ一つの建築が出来る場合、
そこには「建築主」と「設計監理者」、「工事施工者」の3者が存在し、
この3者には「建築主」<==設計監理契約==>「設計監理者」と、
「建築主」<==工事請負契約==>「工事施工者」の二つの契約が存在している。
聞かれた「決定的な違い」というのは、この二つの契約形態に違い、に集約される。
つづく。